ストレスかなぁ…ニキビができてる…
そういうときはありませんか?
ストレスからくるニキビの具体的な肌ケアの方法について解説していきたいと思います。
まず結論から
結論:ストレスからくるニキビは、”肌ケア”+”体内ケア”をし、ストレスと向き合うことで治すことができます。
では見ていきましょう。
ストレスニキビで特に気を付けたいこと
ストレスは、わたしたちの体と肌にどのような影響を与えるのか意外と知られていません。
ストレスは、「神経」・「ホルモン」・「細胞」の3つにダメージを与えています。
ストレスは、
「神経」に影響を与え、炎症状態になりやすくなり、
「ホルモン」に影響を与え、ホルモンバランスが崩れニキビ肌に
「肌細胞(ランゲルハンス細胞)」に影響を与え、紫外線に弱く、肌の免疫力を下げてしまいます。
ストレスがどのように体に影響を与えるか、現代人には特に知って欲しい情報です。
下の記事も合わせて読んでおきましょう。
ストレスがかかった肌は、紫外線に弱く、肌免疫がダウンし、炎症しやすい状態と言えるのです。
実際に私の場合、職場でストレスがたまったときに、フェイスラインに一気にニキビが大量にでてしまいました。
そのとき紫外線をあまり気にしなかったこともあり、余計に悪化してしまいました。
乾燥も酷く、冬になるとニキビはできるけれど、皮がむけて白い粉がでていました。
この記事を昔の自分にも読ませてあげたいと思ってしまいます。
話を戻して、私たちはストレスニキビに対して何をしなければならないのでしょうか?
ストレスがかかった肌は、紫外線に弱く、肌免疫がダウンし、炎症しやすい状態とお話ししました。
ですので以下の2つを徹底して行いましょう。
紫外線対策
肌の保湿
今回は、これ以外にもストレスニキビを治すポイントをお話ししますので、最後まで目を通すことをおすすめします。
一つずつ見ていきましょう。
今日からできる!肌ケア方法
紫外線対策
単に日焼け止めを塗るだけではNGです。
日焼け止めの選び方がとても重要になります。
・紫外線吸収剤が含まれない
・セラミドなどの保湿成分が含まれる
・パッチテスト済み・アレルギーテスト済み
ストレスニキビは、紫外線に弱いことと合わせて、乾燥にも弱いです。
ですので、なるべくセラミドなどの保湿成分があるものにしましょう。
また、紫外線吸収剤が入っていないものを選んでください。
肌への負担が全く違います。
紫外線吸収剤は、乾燥しやすいという特徴もあるので含まないにこしたことはないですね!
保湿
「保湿」と聞いてあなたは何を考えますか?
高級な美容液ですか?
化粧水をたくさん使うことですか?
「保湿」というのは、その人に一番適した「肌に潤いを与える方法」です。
一番よく使われるけれど、千差万別で一番難しいんです。
今回は、「ストレスニキビに特化した」保湿ですが、その人の肌状態にあったものが一番いいので参考に聞いてくださいね。
クレンジングの選び方
ストレスニキビは、ニキビができる部位によってクレンジングの種類を変えてみてください。
・おでこ・頬・鼻のTゾーンにニキビができる場合:100%天然のオイル・バーム
・顎・首などのフェイスラインにニキビができる場合:バーム・ジェル
注意:
オイルクレンジングは、ドラックストアに売っている300円代のものはNG!
乾燥を引き起こし、悪化することも。
また、オイルクレンジングは油分があるから、ニキビにはダメとちまたで言われていますが、天然・質のいいもので上手に使うと効果的に肌が改善しますよ。
自分に合うものをうまく組み合わせてみてくださいね。
<使い方>
天然オイルクレンジング:
①乾いた手にたっぷりとオイルをのせ、手の体温でオイルを温めます。
②肌全体に馴染ませて、鼻の周りなど優しくなでます
③さっとぬるま湯で流します
バーム・ジェル:
①乾いた手にたっぷりとバーム(ジェル)をのせて、手の体温で温めます。
②肌全体に塗り、1分ほどおいて馴染ませます。
③鼻周り・Tゾーンを中心に優しくなでて、ぬるま湯で流します。
化粧水の選び方
化粧水は、保湿力の高いものを選ぶようにしましょう。
保湿成分だけではなく、抗炎症成分が入っているとなお良いです。
保湿成分:セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸
抗炎症成分:グリチルリチン酸2k
化粧水と合わせて、パックも週に2回ほどしてくださいね。
肌ケアをしても治らないとき
紫外線対策・保湿をしても治らない場合、食事・睡眠の内因性が原因、もしくはストレスが一時的なものではなく、長期的になっている可能性があります。


ストレスが長期的な場合、ストレスの解消が一番のニキビ改善の近道になります。
根本的な問題を解決しなければ、ニキビは一時的によくなっても再発してしまいます。
ストレス解決のポイントは、
・1人で抱え混まない
・気持ちを外に吐き出す(紙に書く、友達に話す)
・環境を変える
・自分を癒し、リラックスする
他にもたくさんありますが、一番大切なことは自分をいたわることです。
ストレスニキビができる方は、頑張り屋さんが多いです。
もっと自分をいたわり、自分を大切にしてくださいね。
自分をいたわるって何をしたらいいかわからない、という場合は、
”自分が一番リラックスできること”をたくさんして上げて下さい。
ストレスがかかると交感神経が優位になっています。いわゆる興奮状態です。
ですので、副交感神経(リラックスモード)になるようにしてあげると効果的です。
私はよくアロマスティックを持ち歩いています。
持ち運びやすく、「疲れたな、気持ちが上がらないな」というときに香りをかいでリラックスしています。
これは、男性にもおすすめです。
最近はプロボクサーの方で交感神経と副交感神経のバランスをとるために、
家でアロマをたいている人もいます。
それぐらいリラックスをすることは大切なことなのです。
アロマは炊いて香りを楽しむだけでなく、スイテックのように体に塗るタイプ・スプレータイプなど
いろいろあるので、ぜひリラックスに取り入れてみて下さいね。


では、まとめに入ります。
まとめ
①まずは紫外線対策とストレスニキビに合った保湿をしっかりやる
②ストレスが一時的ではなく長期的であれば、溜め込まず、自分をいたわる
ストレスニキビは、食生活にも影響されます。
こちらの記事も、文献・エビデンスをもとに必要な栄養素を解説しています。
自分に必要かもと感じる場合は、合わせて読んでみてくださいね。
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