肌が退化・老化けて病気にもなる【糖化】を徹底解説!

肌トラブル

今更聞けない【糖化】とその対策

糖化とは

糖化とは、一言で表すとタンパク質と糖が結合する反応をさします。(下図)

もう少し具体的にいうと、アミノ酸などのタンパク質がグルコースなどの還元糖と結合することをさします。

糖化はさまざまな経路で起きてしまうことがわかっており、

アルコール代謝・脂質酸化などでも起こります。

糖化が起こると代謝が繰り返され、最終的にAGEsを産生します。

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このAGEsこそが私たちの体で悪さをする張本人です。

詳しくみていきましょう!

AGEsがもたらす悲劇

AGEsは、タンパク質が糖化してできる最終産生物とお話しました。

AGEsは、大きく2つの経緯で悪影響を及ぼします。

①AGEsそれ自体が悪影響を及ぼす
②AGEsに対する受容体が反応することによって悪影響を及ぼす

難しくなってきましたね笑

イラストなどを使って出来る限りわかりやすく解説していきますね

難しい場合は読み飛ばしていただいて結構ですよ^^

2つそれぞれ解説していきます。

AGEsそれ自体が悪影響を及ぼす

生体内のタンパク質は、分解、再利用を繰り返すことで正常状態を維持しています。

異常タンパク質も同じように分解することで病気に発展させず、正常状態を保つことができます。

AGEsは、タンパク質を糖化し、加工してしまいます。

加工されることでタンパク質の分化を阻害してしまいます。

さらに異常なタンパク質も分解できず、体内に残り、体や脳にも蓄積してしまいます。(下図)

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よって、異常タンパク質の蓄積がどんどん進みます。

脳に異常タンパク質が蓄積すると、

アルツハイマー病やパーキンソン病などの病気になりやすくなってしまいます。

あれこれごちゃごちゃ言いましたが

まとめると

AGEsが蓄積することでタンパク質の代謝を悪化させ、異常タンパク質が蓄積し、組織機能を低下させてしまう(低下だけではすまされない場合も)ということです。

AGEsに対する受容体が反応することによって悪影響を及ぼす

体内には、AGEs専用の箱があります。

その箱の名前をAGEs受容体と言います。

AGEsは受容体に結合すると(その専用の箱に入ると)炎症性物質がでます。

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この炎症性物質が体に悪影響を及ぼします。

肌荒れ、ニキビ、しわ、シミのほとんどがこの炎症性物質が関与しています。

AGEsが受容体に結合するということは、その炎症性物質が増えてしまうということなんです。(なんと恐ろしい)

さらに先ほどお話したAGEsの蓄積が進むとどうなるでしょう?

臓器だけでなく、肌への影響があることは想像に容易いですね ><

糖化を止める優秀兵器

ではどうしたらいいのでしょう?

一体どうしたら糖化を止めることができるのでしょう?

お酒を飲みすぎない・極度のダイエットをしない・糖質、脂質を食べ過ぎないなどは基本ですので省きますね。

今回は何を食べたらいいのか、使ったらいいのかに焦点を当てたいと思います。

3つ方法があります⬇️

①糖化反応を抑制する
②糖化によって加工されたタンパク質を修正する
③AGEsの蓄積を止める(排泄を促す)

一つ一つ解説していきますね。

糖化反応を抑制する

糖化反応を抑制するものとして、

植物のポリフェノールが高く評価されています。

植物のポリフェノールは、抗糖化作用があり、それが関与している可能性が高いとされています。

以下のようなものが挙げられます⬇️

・混合ハーブ (ドクダミ・カモミール・セイヨウサンザシ・ブドウ葉)(*文献1)
・米糠(*1)
・紫菊花 (*文献2)
・ハーブティー (*2)
・フルーツ(*2)
・野菜 (*2)
・スパイス(*2)
・黒ガリンガル(black galangal)(*2)

特におすすめしたいのがフラボノイド系の食品です。

フラボノイド系食品は次のようなものを挿します⬇️(*文献3)

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身の回りにある普段食べているものですね。

これらのものを毎日積極的に食べるようにしましょう^^

今までお肉ばかり食べていた人は、大豆食品に変えてみる

ジュースを飲んでいた人は、お茶・ココアに変えてみるといいですね。

ココアは、必ず純ココアで!

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砂糖がふんだんに入ったココアでは、白糖を使っている可能性が高く、血糖値を上げやすいです。

私は甘党なので、無糖な純ココアに蜂蜜を混ぜて飲んでいます。

これが本当に美味しいんですよね。

はちみつは漢方では肌を潤すと言われています。

ぜひ取り入れて欲しいです。

はちみつは偽物が出回っているのも事実。

中国製はNG
安すぎるものもNG

私はルーマニア産をよく使っています。

美味しいのに置いていても固まりにくくチューブに蜂蜜がつまりにくいです⬇️

美味しく、楽しく糖化反応を抑制しましょうね^^

糖化によって加工されたタンパク質を修正する

糖化によってタンパク質は架橋を形成します。

加工されるという理解でOKですよ^^

加工されることで、タンパク質は分解されにくくなってしまいます。

異常タンパク質の蓄積に繋がるとお話しましたね!

その加工を修正する必要があります。

加工を修正すると評価されているものは、

・ヨモギ
・レンゲソウ
・ザクロ果実
・ユズ果皮

ヨモギは、化粧品、和菓子、料理、入浴剤など多方面で使用されていますね。

ザクロは、ザクロ酢としても取り入れてもいいですね。

お酢が苦手な方は、原液を炭酸で割って天然のザクロジュースにして飲むのもおすすめですよ^^

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原液なのでなるべく有機栽培されたものがいいと思います。

私は金曜日にお酒の代わりにざくろ原液を炭酸で割って楽しんでいます。

何事も楽しむことが大切ですね!

ゆずはなかなか周りにあるものではないので、ネットで購入するのをおすすめします。

ゆずの果皮は、そのまま食べてもいいですし、お菓子作り、ゆず茶、入浴剤としても◎

おつまみとしても好まれるそう⬇️

ゆず果皮は、色んな楽しみ方ができるので、飽きずに取り入れることができるメリットがあります。

AGEsの蓄積を止める(排泄を促す)

AGEsの蓄積を止めるにはどうしたらいいでしょう?

AGEsの分解を促進できれば、減らすことができます。

AGEsの分解の役割をになっているのが、プロテアソームです。

このプロテアソームの活性を高めるのが、

大豆に含まれる大豆サポニン B 群です。(*文献4)

大豆は、フラボノイド系ですので糖化反応も抑制してくれるとお話しましたね!

糖化反応も抑制し、AGEsの代謝も促進してくれる逸材ですね!

ぜひ毎日の食生活に取り入れましょう^^

化粧品で糖化を抑制した成分

ヒトでの臨床研究で糖化抑制の有効性が報告されている化粧品の成分は、

ヨモギエキス

多田氏の研究によると

ヨモギエキスを配合した化粧水、乳液、クリームの 6 ヶ月間使用すると、

・皮膚弾力
・肌の黄味

が改善したと報告(*文献5)

ヒトの臨床研究で実証されたものはあまり多くありません。

ヨモギエキスは、体内に取り入れるだけでなく、肌につけることでも効果がある素晴らしい逸材。

私は、長年悩んでいたニキビが純ヨモギエキスで大きく改善しました。

ニキビに悩んでいる人もぜひ取り入れていただきたいです。

ヨモギの化粧水は少ないのですが、I’m from の化粧水は肌触りもよく、

100%のヨモギエキスが使われているので、ヨモギの効果をより高めたい方におすすめです。

内側と外側の両方から糖化を抑制・予防しましょう^^

参考文献
1. Masayuki Yagi, Yoshikazu Yonei:Glycative stress and anti-aging: 14.Regulation of Glycative stress. 2. Inhibition of the AGE productionand accumulation:Glycative Stress Research 2019; 6 (4): 212-218

2. 八木雅之,髙部稚子,石崎香,米井嘉一:糖化ストレスと抗糖化作用の評価:オレオサイエンス 第 18 巻第 2 号(2018)

3. 大澤俊彦:酸 化 ス トレス 制御 因子 含有 植物 素 材 の探索と評価 シス テム: 日本 食 品科 学工 学会 誌2005; 52(1):7-18.

4.小野衣里日:Geriatric Medicine, 42, 1043-1046(2004)

5. 多田明弘:抗糖化化粧品に関する天然成分の評価と素材選定:Cosmetic Stage,2011; 5: 33-38


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