【角質ケア】種類別 おすすめを薬剤師が徹底解説 Part1

化粧品

角質ケアの種類別で徹底解説

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角質ケアは本当に必要なのでしょうか?

part1・2にわけて解説しています^^

角質ケアって意味あるの?

結論、角質ケアはすべての人に意味がある肌ケア方法ではありません。

角質ケアの対象となるのは、

ニキビに悩んでいる、角質が溜まっている、肌が硬くなっているという人

逆に角質ケアに向かない人は、重度の敏感肌・アトピー肌です。

重度の敏感肌・アトピー肌は、刺激になり悪化する可能性があるためです。

一方でニキビ肌、毛穴が気になっている、肌がガサガサしている方は、

角質ケアをすることで肌のターンオーバーを正常化し、それぞれの肌トラブルを改善することができます。

角質層が厚くなり、乾燥している状態は、大人ニキビを作りやすくします。

どうしてそのようなことが起こるのでしょうか?

肌のターンオーバーがうまく機能していないのが原因です。

ターンオーバーが遅れると、

剥がれ落ちるべき角質細胞が残ったままの状態になります。

すると次第に角質層が分厚くなり、

ターンオーバーのサイクルが狂いはじめます。(*文献1)

それが原因となり、ニキビや乾燥などを引き起こしてしまうというわけです。

このようなターンオーバーを邪魔している不要な角質を取り除くことで、

ニキビや肌トラブルを改善し、ターンオーバーを正常に戻すことが期待できます。

このように角質ケアは、肌のターンオーバーを正常化する肌ケア方法なのです。

角質ケアの方法

NG角質ケア方法:ピーリングジェル

ピーリング ジェルは、肌に刺激が強く、負担をかけやすいことから

ニキビ肌にはあまりおすすめしません。

<ピーリングジェルの特徴>
・お肌に刺激が強い陽イオン界面活性剤とジェル化剤を使用
・強い酸性に傾けている(pH=3以下)
・白い塊を出したいという気持ちからゴシゴシと擦りがち

これは美容家のかずのすけさんもお話されており、

ピーリング ジェルの刺激の強さをわかりやすく解説されています。

ピーリングジェルを使う際にでるポロポロは、角質ではなく、構成成分が反応することで作られるものです。

角質だと思ってゴシゴシ擦っている人は、肌へ大きな負担になっているので注意!

このようにピーリングジェルは摩擦や肌を酸性に傾けてしまうことから負担も大きく、

できるだけ避けて欲しいやり方ですので、これから紹介する正しいケアを実践していただきたいです。

正しいケア方法

角質ケアは大きくわけて2つあります。

<角質ケア方法>
①化学的・物理的に不要な皮膚を直接的に取り除く方法
②細胞機能を向上させ、間接的に取り除く方法

それぞれメリット・デメリットをまとめました。

①化学的・物理的に不要な皮膚を直接的に取り除く方法
 
 メリット:即効性がある、角質が硬く、厚くなっている肌に適している
 デメリット:肌への刺激があるので、毎日ではなく週に数回が◎

ケア方法:スクラブ・ピーリング・(酵素洗顔)

②細胞機能を向上させ、間接的に取り除く方法
 

 メリット:肌に優しい、保湿もできるためしわ、たるみの予防に
 デメリット:効果に時間がある程度かかる、毎日継続的に行う必要がある

ケア方法:オイルクレンジング・ターンオーバーに特化した美容液を使う・保湿クリーム・美容液を塗る

それぞれ自分の肌状態にあったやり方を取り入れていくのがベストです。

今回は、Part1 です

①化学的・物理的に不要な皮膚を直接的に取り除く方法を解説します。

化学的・物理的に不要な皮膚を直接的に取り除く方法

スクラブ

スクラブは、顔にはあまりおすすめしません。

顔は他の部位に比べて角質層が薄いため、刺激が強く、しわやたるみの原因になりやすいためです。

ですが、背中ニキビにはとても有効だと考えています。

わたし自身背中ニキビに悩んでいたときは、スクラブに本当に救われました。

背中ニキビについては、他の記事にも書いてます。

スクラブの選び方も載せていますので、参考にしていただけると嬉しいです。

ピーリング

皮膚科でよく用いられるのがケミカルピーリングです。

昔は、肌への負担が大きく、赤くなる、かゆくなるなどの副作用が高確率で発生していました。

最近では、AHA(フルーツ酸)が肌に優しいということで注目されています。

AHAはさまざまな種類があり、中でもサトウキビ、ブドウから抽出されるグルコース酸が効果が高いとされています。(下図参照)

クリニックではグルコース酸が広く用いられています。

参考:化粧品成分オンライン

ニキビにおいては、白ニキビやコメド(毛穴に皮脂が詰まっているが炎症を起こしていない状態)をいかに悪化させないかが大切になります。

皮膚科では、軽度の段階で毛穴の皮脂詰まりを取り除く目的でピーリングが用いられます。(*文献2)

市販で買うのであれば、余分な皮脂、くすみを取り除いてくれるぐらいの強さでいいと思います。

あまりに強い場合は、肌に負担になってしまうためです。

背中ニキビは、皮脂がでやすく、それに伴い角質が詰まりやすくなるので、

ピーリングを取り入れて余分な皮脂をとることでニキビ予防もできます。

市販ピーリング液


チェーンメーカーズのピーリング 液は、

優しく不要な皮脂、汚れを取り除いてくれます。

毛穴にも効いたという人も多いようです。

AHAの他にセラミド、コメヌカスフィンゴ 糖脂質などの美容成分が入っています。

なので乾燥した、ヒリヒリするなどの肌への負担はかなり軽減されています。

(もちろん人によって合う合わないはありますのですべての人に当てはまるわけではありません><)

コットンにたっぷりとつけ、肌に軽く滑らせるように吹きます。

化粧水の前に行いましょう!化粧水の入りが良くなりますよ。

くすみや皮脂、角質が気になる方はぜひ試してみてくださいね。

酵素洗顔

酵素洗顔は、化学的に皮脂を取り除きますが、

スクラブやピーリングよりも肌に負担が少ないことが特徴です。

また酵素洗顔は、タンパク質・脂質分解酵素を利用することで、

不要な角質や皮脂を取り除くことができ、

ターンオーバーを正常化することができます。

<酵素洗顔を選ぶポイント>
どの種類の酵素が入っているのかをみる
自分の肌の悩みに合わせて選ぶ(敏感肌・ニキビ・毛穴…など)

酵素には、タンパク質分解酵素脂質分解酵素があります。

タンパク質分解酵素は、分厚くなった角質層を除去する役割があります。

脂質分解酵素は、毛穴に溜まった皮脂を除去する役割があります。

自分にあった成分を使うと、効率的・効果的に改善できます。

<酵素の種類>
・パパイン(タンパク質分解酵素)
・プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
・リパーゼ(脂質分解酵素)

パパイン・プロテアーゼはタンパク質を分解する酵素

主に硬くなった角質を分解し、柔らかくする作用が期待できます。

リパーゼは脂質を分解する酵素

主に毛穴など溜まった余分な皮脂を分解する作用が期待できます。

肌がガサガサしている人・ニキビに悩んでいるパパイン・プロテアーゼが配合されている化粧品

毛穴が気になる人リパーゼが配合されている化粧品

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自分に必要な成分は、メモしておいてくださね♪

市販酵素洗顔

タンパク質分解酵素を配合したファンケルの洗顔


 <特徴>
タンパク質分解酵素のプロテアーゼを配合
炭・泥によって角質・毛穴の汚れを取り除く
アミノ酸系洗浄成分肌の潤いを守る

タンパク質分解酵素と炭・泥の異色コンビ

泥パックだけしていた、

炭石鹸を使っていた、

酵素洗顔だけという方には、

全部の良さを一気に取り入れられるのでメリットが大きいです。

肌のざらつき、Tゾーンのテカリ、黒ずみ・角栓の悩みが気になる方はチェック◎

他にも

タンパク質分解酵素・脂質分解酵素の両方を含んだ酵素洗顔

<特徴>
タンパク質分解酵素脂質分解酵素の両方を含む
アミノ酸系洗浄成分で肌の潤いを守る
アクアモイスチャー成分(ヒアルロン酸Naなど)で保湿力が高い

スイサイの酵素バウダーは、

タンパク分解酵素(プロテアーゼ)、

脂質分解酵素(リパーゼ)の両方を含む酵素洗顔

アミノ酸系洗浄成分に加え、

アクアモイスチャー成分(アクアグルコシド(エチルグルコシド)、ヒアルロン酸Na)が配合されているので、乾燥が気になる人でも使える酵素洗顔になっています。

また、酵素は気温や湿度で不安定になりやすいですが、

安定して効果が持続するようにシルクコーティング”がなされています。

小分けになっているので旅行やちょっとしたお泊まりにも持って行きやすいのも◎

乾燥もしがち、毛穴・皮脂もどうにかしたい!混合肌さんにおすすめです。

今回は、①化学的・物理的に不要な皮膚を直接的に取り除く方法 について説明しました。

Part 2では ② 細胞機能を向上させ、間接的に取り除く方法 についてお話しますので、

ぜひ読んでみて自分の肌に合うものを見つけてくださいね。

<参考文献>

1.朝田 康夫(2002)「異常角化現象とは」美容皮膚科学事典,134-135.
2.光井 武夫(2001)「にきび用薬剤」新化粧品学 第2版,173-175.

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